ベゼルよりも若干大きいケース。段差などはなく、連続したサーフェスとなっています。
プロダクトというより、卵を手に持っているような感覚。
紐の結び目がケースに当たるので、ボウがケースにあたって傷がつくことがありません。分針の先が曲げられており、時刻が見やすいです。
琺瑯独特の、反射がざらっとしているのに滑らかな艶感が、なんとも言えないやさしい白色の文字板。。
りゅうずはぜんまいを巻き上げるための大きさで、カットされたローレットはほどよく指にかかります。りゅうずパイプ側の端が山型になっているのがカットの証明です。
すごく大きなてん輪が振れるたび、チラねじが輝きます。真っ先に目に入る「丸穴車」と「角穴車」はエッジがきらめき、コリマソナージュがとてもきれいです。
今も田中貴金属の高級ラインに使用されるホシエスマークが刻印されています。蓋の内側にはペルラージュ模様がありますが、ミラーが強く時計の機械が写りこんでいます。「東京電力合併記念」と刻印されています。ガンギを留める人工ルビーは地板との距離があり、透過してガンギがピンクに光ります。