文字板やケースのダイヤモンド、白蝶貝の反射する光など、装飾的な要素を持ちながらも、ダイヤモンドが揺れ動く空間や、バンドの隙間などの間の取り方に抜け感があり、カジュアルな服装にも合いそうな軽やかさ。
ケースの周りにもう1つ枠があるようなデザイン。3石のダイヤモンドが左右に動く、一般的な腕時計にはない構造で、薄くて腕なじみがよい形にまとまっています。ケースには各所に細かく斜面が作られていて、豊かな光の反射が美しいだけでなく視覚的に薄く見せる効果もあります。
左右にサラサラと流れるように動くダイヤモンド。針以外にも動きのあるパーツが新鮮で、用がなくてもつい腕を見て、左右に傾けて見入ってしまう魅力があります。
デザインコンセプトの「朝露」がとてもよく感じられるデザイン。放射状に伸びる文字板パターンに沿って、ダイヤや植字がキラキラと零れるように配置されていて、有機的な美しさが感じられます。ランダムに配置されているように見えて、実は時字の位置に1 つずつ、植字やダイヤモンドがセッティングされています。
丸くツヤツヤとした面と、花のつぼみのような有機的な形状が、ケースデザインと合致しています。角がなく、触り心地が良いりゅうず。
外側のリングと、内側の時計本体は別パーツで構成されています。ケースサイズは若干大きめですが、ダイヤが組み込まれている部分に抜けた空間があることや各所に細かく斜面をとることで、大きさや幅を小さく見せています。
外・中駒ともにカット面はなく、柔らかい曲面の形状。ケースと文字板の雰囲気に合っていて、肌なじみも良く、両開きタイプのプッシュ式中留めがついています。