LONDON TECHNO SERIES

INDEPENDENT

https://ms.citizen.jp/assets/IT21-4072S
デザイナー
木崎 信尚
発売年
1997
12のカテゴリー
02/アナログとデジタルの融合
解説

比類なき先進的デザイン

モード系ファッションの台頭にいち早く注目し、前衛的で近未来ツールのようなデザインを目指しました。ステンレスの薄板と樹脂を一体成型したパーツをカーブさせることで、今まで見たことの無いバングルのスタイルを実現しました。ダイヤルはデジタルとアナログのコンビネーションを採用し、液晶のデジタルフォントは遠近法を用いたオリジナルデザインを用いたことで、更に未来感が強調されています。それまでにない斬新なデザインだったため、この時計を身に着けていると街中や電車内でもかなり目立つ存在でした。1997年にグッドデザイン賞を受賞。

商品コード
IT21-4072S
CAL.
C351
ウオッチタイプ
クォーツ
ケース素材
ステンレス

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フラッシュサーフェース フォルム

 メタルバンドの腕時計は基本的に時計本体とバンドが別部品で構成されていて意匠的には別のものということが多いのですが、本モデルは薄いメタルプレートのバンドが時計本体を覆うことで、特異な意匠を有しています。  一枚のソリッドメタルプレートだけで構成することで一切の凹凸がないフラッシュサーフェスにより滑らかな肌触りを実現するとともに、その意匠を強調するため、外縁にはビビッドな赤いウレタン素材を途切れることなく縁取ることにより、ケースとバンドの一体感を際立たせています。  赤いウレタン素材のアクセントは単なる意匠面だけではなく、ウレタン素材で皮膚に接触する部分を保護する機能的な意図があり、“技術と美の融合”の一つの答えを示したモデルと言えます。  またソリッドメタルプレートの外装は、外側にテンションがかかっている状態となり、腕との間に空間を生み、いままでにない心地よい装着感とストレスを感じさせない視覚的効果を与えています。  時刻表記においてもそれまでの平面的なデジタル表記ではなく、擬似的な立体表現を採用することで今までにない先進性を感じさせるデジタル表現を実現しています。