細縁
ひと目見たら忘れられないユニークなデザイン。当時流行りのアナデジムーブメントを搭載した本モデルは、ムーブメント形状の制約を逆手にとり、それをデザインの特徴として生かしたカタチになっています。
アナログ、デジタル、センサー、と多機能なのにコンパクトな見た目、そして正面から見ても“薄い”と感じさせるデザイン。それは、ケースの細縁のなせる業であり、面構成やバンドの取り付け構造など、細部にわたりデザインを工夫したことにより実現できたもの。航空機のコックピットのような計器盤を意識したデザインにも関わらず、軽やかなイメージに仕上がっています。違和感を覚えそうな上下非対称の形状も、センサーや銘板の配置を工夫することでバランスよくみえます。
今なお売れ続け、30 年以上のロングセラーモデルとなっています。