RELATED
挑戦するデザイン
シチズンは100年を超える歴史の中で数多くの世界初、世界一を生み出してきました。この記事では、時代のテクノロジーを取り込みながら、腕時計の新しい可能性を切り開いてきたエポックメイキングな商品を紹介します。
エッジの魅力を引き出す
商品コンセプトの一つである「スピード感」を表現するため、スリムに見せる面取りやエッジーなプロフィールを多用。特に鋭利な刃物で削ぎ落としたような多面体ケースは印象的で、他に類を見ない独創性があります。 3Dソフトによる設計ならではと思わせる造型ディテールが随所に見られ、ケースのイメージに合わせ、角や斜面、テーパードラインを多用した子部品、文字板や針、フォントなど、細かいディテールにまでデザイナーの個性が表れています。稜線のエッジ、プロフィールのエッジのアレンジには特に拘りを感じます。 ケースに比べてメタルバンドはややおとなしい造型となっていますが、その分腕馴染みへの配慮が感じられます。