「光の力」を可視化
光発電時計は制限が多く、表現に「受け身感」を感じてました。そこで「腕時計=時間を提供するツール」としての「発信する力」のビジュアル化を試みました。「光線がきらめく夜の都会」をテーマに、文字板は立体的なインデックスと金属の別体リングのインダイアルを採用し、ベースの放射状のパターンと共に「光の強弱」を表現しました。ケースはラグの上面を大胆にカットすることで多面カットによる光の陰影を表現。伸びやかな印象と力強い輝きを演出しました。更にロゴや切り分をサファイアガラスにプリントをすることで、今までにない奥行き感と浮遊感を表現し、動力源となる「光の力」を感じさせるデザインに仕上げました。2012年にグッドデザイン賞を受賞。