腕と一体化するミニマム形状
人体に最もやさしい金属の一つであるチタニウム。そのやさしさという最大の特性を一瞬で感じ取ることができる“温かみ”をシンプルでなめらかでしっとりとした肌触りの良いフォルムによって高い次元で実現しています。
さらに、もう一つの特徴である“軽量”を活かすことを意識した一切の無駄を省いたミニマムデザイン。腕からの盛り上がりを感じさせない、エッジのないバンド断面形状。どこをとっても段差を感じない面処理や金属だけが持つ鈍い光を全面的に表現した、無駄を省いたシンプルな形状。腕と時計の程よい隙間。これらは人体への心地よさ、時計と人体とを一体化することへの配慮のあらわれです。
またシンプルな形状は動きが感じられないことが多いですが、この時計のバンドは装着すると、隙間を感じさせない部分と隙間がはっきり感じ取れる部分があり、常に移動する様は生物=人体を感じさせます。
本時計はチタニウムという新素材をあらゆる観点から考察し、素材の利点を生かして装着する人に最大限配慮したモデルと言えます。