Tadashi Nakamura

DESIGNER

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名前
中村  直志
専門
プロダクトデザイン
地域
日本
経歴
入社後、アジア・欧州・グローバル市場向け商品及び液晶TVを担当。その後、国内ライセンス・ニューウオッチ・OEM・BULOVAを経て、再び国内ライセンス及びハウスブランド商品を担当、現在は国内メンズ商品を担当する。途中、ATTESAの立上げ、PROMASTERの立上げ、BULOVAデザインチームの立上げに携わる。
趣味
ダイビング・映画鑑賞・格闘技観戦
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人に優しく

オールアナログ式の水深計付きダイバーズウオッチ。アナログの持つ親しみやすさや視認性の良さを最大のポイントにして、余分な機能は出来るだけ省き、徹底的に使いやすさを追求することでベネフィットを向上させています。 Cal. B740は、ダイビングに欠かせない時刻と水深を指針によって同時表示します。時分針と同軸に深度針を設け、いつも見慣れている時計感覚で針の角度によって現在深度が容易に読み取れます。すなわち、切分一目盛が1 m 表示になっているため、深度針が「何分」を表示しているかで水深を知ることができ、何m 潜れるかも一目で分かります。これは夜光針によって暗所でも有効です。 レジスターリングのタイプには大きく分けて2通りあります。ローレットカットを全周に配置して摩擦で指を引っ掛けて回すタイプ。もう一方は6つくらいの大きなブロックを配置して掴んで回すタイプ。本モデルは前者にあたり、火山のような形状をしているため指の腹まで引っ掛かり、非常に回しやすくなっています。 ケースの裏形状については、センサーの下への出っ張りをなだらかな曲面で覆って一体感のあるものに仕上げられています。また複雑な三次曲面の構成はとても腕当たりが良く、優しさが感じられます。

https://ms.citizen.jp/assets/063_08-01_インディペンデント_01

メディカルモチーフ

 清潔で透明感のあるメディカルモチーフをデザインコンセプトとしてアプローチしたモデル。有機的なスタイリングが強い個性を放っています。  20世紀末のトレンドでもあったトランスルーセントな質感をケース、バンドなどに採用。立体化された風防の側面からも光を取り入れ、透明カプセルに見立てた時字など、新しい工夫を試みています。また、12-6 時が非対称なケースにより、腕に装着すると文字板面が僅かに手前に傾斜し、時刻を読みやすくしています。

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アーリーアダプター向け ガジェットデザイン

 本モデルは、携帯電話に搭載されているBluetooth®のハンズフリー機能を利用して、携帯電話への通話着信を振動と光で通知する腕時計です。  ヘアライン仕上げのメインプレート、六角ネジ、スピーカーのパンチングメタルを彷彿させるウレタン部分など、アーリーアダプター向けのガジェット系デザインを意識し、ちょっとレトロな短波ラジオの緻密なイメージでまとめています。  上窓からはバイブレーターのモーターが覗いて見えます。このモーターが回転した時にはLEDライトが当てられ、光が拡散して着信を知らせます。触覚(振動)と視覚的な効果を狙っています。ガジェット感を演出するためにあえてモーターを見せるデザインにしています。  ケースが厚いこともあり、腕へのフィット感を重視しプラスチック成型の特性を活かして裏面を極力曲面で構成。また、サイドプッシュボタンを内蔵したウレタンバンドの構造を考案しフリーアジャストと融合させ、着脱や調節を容易にしました。