直感で分かる
3 針しかない時計が主流の時代に、日・曜・月のカレンダー機能を国産で初めて盛り込んだモデル。
金めっきケース+黒クロコ革バンドという組合せは直感で高級だと感じ、ゴールドの文字板と美錠に施された繊細な細工から高級なものだと確信します。
最初に目に入るのは「月」「曜」の窓。次に、円弧上に配置された31までの濃紺の数字とそれを差す先の丸い針。まるでお日様を象徴しているようで「日表示」だと直感で分かります。シャープで太い剣針は存在感ある形状ながら、文字板のベース色と同調し、主役はあくまでも「日・曜・月」と言わんばかりです。
側面を見るとプッシュボタンにはボールペンの先くらいの小さな窪み。思わずボールペンで押さずにはいられません。2 時位置プッシュボタンを押すと2 時に近い「曜車」が回転、10 時位置プッシュボタンを押すと10 時に近い「月車」が回転、残りの4 時位置プッシュボタンを押すと「日針」が回転。とにかく分かりやすいのです。
新しい機能が盛り込まれたにも関わらず、直感で高級感、表示内容から操作方法まで把握できる優れものです。