Yumiko Ohtake

DESIGNER

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名前
大竹 裕美子
専門
プロダクトデザイン
地域
日本
経歴
大学ではプロダクトデザインを専攻。入社後はOEM部門で国内及び海外ブランドのデザインを担当する。 その後ライセンスブランドのデザインを経て、現在はシチズンブランドの国内レディースを担当する。
趣味
アウトドア
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遊んで、学べて、すぐできる

コロナの流行により、家にいる時間が長くなった子育て世代に、楽しいおうち時間を過ごしてもらうため立ち上げたプロジェクト。子育て中の社員が有志で集まり意見を出し合うことでボトムアップ的に生まれた活動です。コロナが5類に移行した現在も、「遊んで、学べて、すぐできる」というコンセプトのもと家の中で子供と大人が一緒に楽しめるクラフトアイデアをSNS等で発信しています。

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クロスシーと言えば

 xCの人気をけん引した、ベストセラーかつロングライフなモデル。当初は世界最小サイズの電波時計「ミニソル」として発売され、花をモチーフにしてデザインされました。  ラグやダイヤル、針などの所々に花の柔らかさを感じる細やかなデザインがされており、視認性や腕馴染みも良く親しみがあるのが特徴です。可愛らしい小ぶりなケースですが、2 段ベゼルを取り入れた大胆なデザインでもあります。通常であればベゼルが大きく見えそうですが、2 段目のピンクゴールドのカラーが引き立ち、全体を引き締めてくれるため全く気になりません。   繊細な部分と大胆な部分を併せ持つデザインのエッセンスは現在のクロスシーに引き継がれています。

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追求したシンプル

 「シンプルなデザイン」。これはとても良いことのように聞こえる一方で、実は曖昧な言葉でもあります。簡素なのか、地味なのか、すっきりしたものなのか。むしろ複雑なものを作るより、シンプルなものを作るほうが難しいものです。  この時計は形状や仕様などの細部へのこだわりが強く、それを丁寧に追求しています。その結果、洗練された美しいシンプルなデザインが生まれたのだと言えます。発売から月日が経った現在でも、色あせない美しさがそこにはあります。

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美と和のエッセンス

 日本人の心に秘められた美意識を時計全体に表したデザインです。中でも象徴的なのが、繊細な桜の花びらのパターンが美しく表現された文字板。満開の桜とその花びらが揺れ動く情景が目に浮かび、儚くも美しいと感じるのは、現代にも受け継がれる日本人の感性や文化の根源だと思います。  また単にラグジュアリーなだけでなく、日常使いできるラグジュアリーとしてエコ・ドライブや電波受信機能を搭載した、使いやすさにも配慮したモデルとなっています。  身に着けることで、持つ人の美意識を刺激し、人生に豊かさと彩りを添えることができる、とても魅力的なデザインです。