yasuyuki Yagi

DESIGNER

https://ms.citizen.jp/assets/yasuyuki-yagi
名前
八木 康之
専門
プロダクトデザイン
地域
日本
経歴
入社後、アジア向け商品のデザインを担当する。途中香港への駐在を経験する。その後、欧州向け商品、国内向け商品、国内特注商品、OEM商品などのデザインを担当する。2023年からはBULOVAのデザイン担当となる。
趣味
カメラ
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アクセント

 この時計の第一印象は洗練された美しさを持つ女性のための時計という印象でした。  女性らしいバランス感を生み出すため、ケースからバンドへスムーズな流れを大切にデザインされているように感じます。  ケースラグ部の稜線は、上品なきらめきと華やかさを持ち合わせたアクセントになっています。  時字はダイヤルの外側寄りにレイアウトし、中心部に空間を広くとることで、ダイヤル全体をすっきりとさせ視認性を高めています。  象徴的なスリースターのデザインがバランス良く文字板に配されています。  上品さと上質さを持ち合わせたデザインはいつの時代も美しく感じるものだと思います。

https://ms.citizen.jp/assets/029_04-06_ザ・シチズン_01

シチズンスタンダード

 21世紀に向けて、新しい時代の思想や生き方にふさわしい腕時計をつくりたい。その思いから「ともに生きていくこと」をコンセプトとして生まれたザ・シチズンの初代モデルとして、1995年に発売されました。年差±5 秒の高精度ムーブメントを搭載するとともに、10 年間の無償保証や長期修理対応、専用相談窓口の設置といった、充実したアフターサービス体制を整えた、シチズンの時計づくりを象徴するモデルのひとつです。  ザ・シチズンの特徴である流行に左右されないシンプルな造形と、シーンやスタイルを選ばない上質なデザインを求めた結果が歪みのない鏡面と微細なヘアラインで構成されたケースに表れています。データ検証の結果を基にデザインされたラグの落ち方や大きさは、日本人の手首に最適化されています。  すぐれた視認性を求め、光の映り込みを抑えたガラスコーティングを始め、針、時字、文字板などのすべてに「どこからでも見やすい」ことへの工夫が施されています。また、低メタルアレルギー仕様であり、人に優しいシチズンならではの時計になっています。  時計の本質を追求し製作された、ザ・シチズンの名を冠するにふさわしいモデルです。

https://ms.citizen.jp/assets/092_11-15_スティレット_01

視覚効果

 個性的なディテールの腕時計は、買う人も、つける人も選びがちになりますが、本モデルは過度な装飾をなくし、誰からも好まれるシンプルでエレガントなデザインです。  シンプルなディテールの中にもいくつかキラッと光る点が見られます。  細縁ベゼルでケースをエレガントに仕上げ、薄さをより強調。時字にも工夫をこらし、マット感のある文字板/リングに、ミラー仕上げの針と時字を組み合わせることで、華やいだ視覚効果を与えています。  シンプルな時計だからこそ、人を選ばず、誰からも、広く長く、愛されるのではないでしょうか。